STORY
深い山々と清らかな川が交わる、岐阜・裏木曽。この地には、自然が生み出した石をそのまま生かし、積み上げてゆく独自の石積み文化が息づいています。
かつて、増水の季節には川から玉石を拾いあげ、流れの縁に積みました。田畑と往来を守るための工夫は、世代を越えて受け継がれてきました。山の斜面では、花崗岩の木曽石を読み、野面で据え、土と道を支えてきました。
石を選び、据えを律し、天端を美しく収める職人の技。
それは、ただの技術ではなく、自然と人とが共鳴し合う”庭づくりの哲学”です。
木曽石の野面積み、木曽川の玉石積み――水害に向き合い、暮らしを守るために磨かれた技術は、時を超えて「美しさ」と「実用性」を兼ね備えた造園へと進化しました。
私たちが名乗る「裏木曽庭苑」という名には、この地に根づく知恵と美意識を、未来へとつなぐ意志が込められています。
伝統を守り、未来へ繋ぐ

日本庭園の根底には、自然への深い敬意があります。石は山の一部、水は川の恵み、木々は森の分身——すべてを借り物として大切に扱う謙虚さ。その美しさは千年を超えて受け継がれてきました。石組みの法則、植栽の心得、水の扱い方——先人たちが築き上げた技と美学を、現代の暮らしに活かすこと。伝統の技法に敬意を払いながら、次の世代へ繋がる庭をつくります。
季節とともに生きる

日本の四季は、庭づくりの最高の仕上げです。春の芽吹きに希望を感じ、夏の緑陰に涼を求め、秋の紅葉に美を見出し、冬の静寂に心を澄ます。四季を理解し、庭に活かすことが私たちの仕事です。樹種の選定、配置の工夫、剪定のタイミング——すべてに意味があります。それぞれの季節が庭の主役になるよう、計画的に設計します。
暮らし方に寄り添う

時代とともに、住まいも暮らし方も多様化しています。和風住宅の落ち着いた佇まい、洋風住宅の開放的な雰囲気、現代住宅のシンプルな美しさ——それぞれに最適な庭づくりがあります。私たちは固定観念にとらわれることなく、お客様の暮らし方、好み、建物の特性を生かして総合的に提案します。技術の根幹は変えずに、表現方法は自由に。それが現代の庭づくりだと考えています。
育てる楽しみ、見守る喜び

庭づくりの本当の始まりは、完成の瞬間からです。植栽は根付き、石組みは馴染み、全体の美しさは時とともに深まります。この成長過程をお客様と共に歩むことが、私たちの最も大切な仕事だと考えています。施工後も継続的にサポートし、庭を育てる楽しみと見守る喜びをお届けします。
わたしたちの思い

庭は、五感で四季を感じ、自然と対話できる空間。家族の思い出を作り、心を育み安らぎをもたらします。私たちは、そんな特別な場所をお客様と共につくり上げ、世代を超えてお付き合いいただけるよう、心を込めて努めてまいります。
どんな小さなご希望でも、
ぜひ一度ご相談ください。
| お電話での相談 | TEL:080-5083-4077 |
|---|---|
| 受付時間 | 8:00〜18:00(日曜・祝日除く) |
24時間受付中。2営業日以内にお返事いたします。
あなたの理想の庭づくり、私たち裏木曽庭苑がお手伝いいたします。

